This is description
大阪・ミナミのラーメン店で、日本人と外国人で違う値段を設定する“二重価格”をめぐって、トラブルになっていたことが分かりました。どういう経緯だったのか取材しました。
大阪・ミナミにあるラーメン店。とんこつ醤油(しょうゆ)の濃厚な「家系」ラーメンを求め、連日、多くの客が訪れます。
しかし1月4日、この店を訪れた外国人観光客との間で、ラーメンの値段をめぐり、あるトラブルが…。
我道家グループ 新井悠介さん
「(客が)インバウンド用メニューを購入して、普通に食事していた。食後に急に怒り出して、返金を要求してきた」この店のラーメンは、日本語メニューで一番スタンダードなものだと1000円。しかし、外国語のメニューでは、より多くの具材をトッピングしたものを2300円で提供していました。
我道家グループ 新井悠介さん
「うちもトッピングが多いので、トッピングで失敗する可能性もあるじゃないですか。(外国語メニューには)自信のあるものを入れて、絶対に失敗しないものを提供している。こちらとしては違うメニューを食べてるから返金はできない。それを伝えたところ、いざこざになった」店側はトラブルになった外国人観光客に対し、「警察に通報する」と忠告すると、外国人は謝ってその場を立ち去ったということです。
我道家グループ 新井悠介さん
「海外では二重価格は普通だと知っていたので、導入しようと。早かれ遅かれこうなると予想していましたし、リスクを背負って覚悟はしていた」日本人と外国人で値段やメニューが異なることについて、外国人観光客は…。
オーストラリアからの観光客
「フェアじゃないですね。すべての人に対して同じ料金にすればいいのに」カナダからの観光客
「(二重価格は)あまり気にしないですね。観光客として来ているので、割高な料金でも納得できます」“二重価格”をめぐる様々な意見。店側は「今後も二重価格としてメニューを提供し、従業員の給料などに還元していきたい」としています。
■二重価格“外国人向け”でトラブル
(中谷しのぶキャスター)
まず大前提として、一般的に“二重価格”というのは、同じ商品を日本人価格と外国人価格、それぞれ違うというのが“二重価格”になるんです。ただ今回のケースで言いますと、こちらになります。メニューを選ぶこの機械ですね。メニューを選ぼうとしますと、『他言語選択の場合、商品仕様と価格が異なります』という注意書きが表示されました。ただ、これは日本語で表示をされています。
「日本語」を選びますと、濃さや麺の硬さなど、どんどん選んでいく形でカスタムできる。自分で選べるもので1000円でした。
「他言語」を選びますと、カスタムするのではなくて、カスタマイズ済みのものが2300円で選択できるという構造になっていました。
お店の方がインタビューに答えてくださってましたが、「日本語ができない人の対応に追われるのは、回転率が命のラーメン屋にとって致命的な問題です。あらかじめ専用の材料や醤油にすることで、確実に美味しく食べてほしい」という思いがあったということなんです。
■世界の観光地でも別料金
海外では二重価格というのが実際あります。フランスのルーブル美術館では、老朽化対策のために、ヨーロッパ圏からは約4000円、それ以外は約5900円ということで、入館料が1月14日からこの金額になります。
またカンボジアのアンコールワットでも、遺跡保全のためにカンボジア人は無料ですけれども、外国人は約5800円ということです。
■日本の観光地で検討も・・・
日本はどうなのかといいますと、検討も進められていまして、例えば国立博物館・美術館では、訪日外国人に二重価格を検討しています。多言語対応の設備費などがかかるということと、運営の公費負担が5割を超えているということなんですが、これを賄うためには外国人観光客の方に5800円を課すといった試算もしているということで、二重価格の検討も進んでいるということです。
一方で、検討したんだけれども見送った例もありまして、例えば姫路城です。2024年にオーバーツーリズム対策で、外国人観光客の値上げを検討。約4倍の価格を検討したそうなんですが、国籍で区別するということに反対の声もあって見送りました。一方で、今年3月からは市民は1000円、市民以外は2500円ということにしたということです。
専門家の方はこのように指摘をされています。
「二重価格にするならば、納得感があるサービスや付加価値をつけ、価格差があることを丁寧に表示すべきでは」とお話をされています。気持ちよく日本を楽しんでもらって、そして私たちも気持ちよく迎えられるように、今考えていきたいなと思います。
▼特集動画や深掘り解説、最新ニュースを毎日配信 チャンネル登録はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCv7_krlrre3GQi79d4guxHQ▼読売テレビ報道局のSNS
TikTok https://www.tiktok.com/@ytvnews
X(旧Twitter)https://twitter.com/news_ytv▼かんさい情報ネットten.
Facebook https://www.facebook.com/ytvten/
Instagram https://www.instagram.com/ytv.ten/
X(旧Twitter)https://twitter.com/ytvnewsten
webサイト https://www.ytv.co.jp/ten/▼読売テレビニュース
https://www.ytv.co.jp/press/▼情報ライブ ミヤネ屋
https://www.ytv.co.jp/miyaneya/▼ニュースジグザグ
X(旧Twitter)https://x.com/ytvzigzag
webサイト https://www.ytv.co.jp/zigzag/▼情報提供はこちら「投稿ボックス」
https://www.ytv.co.jp/toukou_box/
powered by Auto Youtube Summarize


コメント