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千葉・君津市で11日正午過ぎ、タクシーに乗車した男性客が、車内で撮影した映像。
一見すると、通常の運転風景のように思えるが、乗車した男性は運転手の驚きの行動に、「動画はちゃんと見られなかったんですけど、音的には、ラーメンとかうどんをすするような音が聞こえた」と証言した。
男性が目にしたのは、運転手による「ラーメン動画見ながら運転」。
昼時ともあって、食べに行く店を探していたのか、運転手はスピードメーターの前にスマホを横向きに置き、電源ケーブルを麺のように延ばして、15分間ほど動画を見ながら走行したという。
動画からは…。
動画の撮影者「ラーメンをすするような『ずるずる』というような音。目線が下に向いている時が、ちらほらあって…」
乗車した男性は、実際にひやりとする場面があったとも話す。
動画の撮影者「(一般道なのに)90km近くスピードを出している時もありました。前にトラックが走っていて、かなり距離も詰めたりするシーンがあった。ちょっと追突とかすると怖いなと…」
男性がタクシーを降りる際に、動画の視聴について注意をしたものの、「そうですね」と言うだけで、反省の態度は見られなかったという。
運転手は、なぜラーメン動画を見る気になったのか。
「イット!」の取材班は、タクシーが走行した現場に向かった。
タクシーが走っていた道は、駅前ということもあって交通量も少し多い。
飲食店も並んでいて、ラーメン屋さんもあった。
運転中にスマホで動画を見ることについて、交通トラブルにくわしい、みずほ中央法律事務所・三平聡史弁護士は、「道路交通法の中の、安全運転義務違反にあたると思います。罰金の上限が、3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金」と指摘した。
自覚に欠けた運転手による問題行動に、乗車した男性は、「もうあきれですね。怒りを通り越して、『こんなことしているのか』と思いました」と話した。
今回の事態をタクシー会社はどう受け止めるのか取材したところ、「動画を見て運転していたのは事実。現在、対応を協議中」との回答が寄せられた。
FNNプライムオンライン
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